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上がらない米金利

米国債利回りが鉱工業生産指数の低下をきっかけとして、節目の2.5%を割りこみました。
これを受けてドル円は一気に101円台へ突入。
米株安とドル安円高という、描いていたシナリオ通りの展開が週末にかけて広がりを見せました。

そもそもテーパリングを行なうほどに米景気が回復しているのであれば、通常それは将来的な
米金利の上昇を伴うはずですが、その上昇期待はイエレンFRB議長のフォワードガイダンスに
より抑え込まれていると見ていました。
したがって、米金利が上昇するためにはフォワードガイダンスの見直しが必要か?と以前にも
書きました。しかし今回、米金利は上昇するどころか、低下したわけで、これはなぜか?と原因
探しをしていたところ、噂の域を出ませんが、中国が米債を大量に購入している。それもベルギーを
通じて購入しているとのコラムが日経新聞に記載されていました。

ことの真意は定かではありませんが、人民元高を抑制したい中国がベルギーの名前を借りて
隠密裏に米債を大量に購入していることが(実質的な介入)、今回の米金利低下の主因である
というわけです。
もし、このことが今回の米金利低下の主たる要因であるとするなら、これは実施的な介入であり、
目的は人民元高の是正にあるわけですから、ある程度の水準まで人民元安が進めば、その後
市場は適正な金利水準へと戻っていくのではないかと考えられます。
そして、このことはそのまま日米金利差の拡大に直結し、それが起これば今度は逆にドル高円安
が急速に進むことになりますが、現時点でそれがいつか?は誰にもわかりません。

さて、話しは変わりますが、市場がいま最もクビを長くして待っているのが
6月に発表される「成長戦略」です。この内容次第で株式市場は大きな影響を受けることになりそうです。
また、その前に日銀の金融政策決定会合がありますが、現時点では追加緩和はなし。との見方が
大勢ですので、もし何か追加の策が取られれば株にはポジティブな反応になると見ています。
(過去2回は決定会合で何も緩和策が出ないことが確認されてから日経平均株価は急落してい
ますが、今回は前二回と同じ反応にはならないのではないか?)

GPIF改革の進展、また水面下で進んでいると噂される日米のTPP交渉の進展などがあれば、
いまの市場は底値圏で鬱積したエネルギーが上方へ拡散する可能性がありますが、チャート
的にはぜんぜんダメ。
目先的には買いを考えられる形状ではありませんね。

ただ長期の目で見れば、消費税10%の悲願達成に向けて7-9のGDPは上げて来ると思うので
ここからの買い下がりはありでしょうね。

14000円から500円単位なり1000円単位で買い下がり。
そういうトレードをしていれば負ける可能性はとても少なくなります。
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  1. 2014/05/20(火) 09:59:08|
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